コムドットやまとが上智大を退学!なぜ指定校推薦枠に影響で大炎上?

コムドットやまとが上智大を退学!なぜ指定校推薦枠に影響で大炎上?

「国民的スターとして天下を獲る」という大きな目標を掲げ、新世代Youtuberとして第一線で活動を続ける5人組Youtuber・コムドット。そのリーダーを務め、今では講演会を開催したり著書を出版したりするなど、そのカリスマ性で圧倒的人気を誇っているのが、やまとさんですよね。そんなやまとさんは今回、在籍していた上智大学を中退すると発表。それに対し世間では議論が白熱しているのです。一体なぜなのか?調べてみたいと思います。

目次

コムドットやまと、上智大学を自主退学!

実は休学もしていた

コムドットやまとさんは、2017年に中央大学付属高校を卒業。指定校推薦で、上智大学の総合グローバル学部総合グローバル学科(偏差値65~67.5)に進学しました。大学2年だった2018年からYoutuberとしての活動をスタートしたやまとさんは、その後コムドットとしてチャンネル登録者数を増やしに増やし、時代を代表するグループと化していきます。そしてその多忙さから、2019年から1年間、休学していました。

休学した理由の1つは、同じ学年に在籍していた年下の学生たちからタメ口を使われたことで、意欲が削がれていったのだそう。「鈴木君も何か喋ってよ」と言われ、「俺が喋っているのが見たいなら動画見ろ」と思ってしまったこともあるといい、そんな自分に嫌気が差したと語っていましたよ。

退学を決意した理由は?

休学を経て上智大学を退学した理由について、やまとさんは「現実的に通えないから」と動画内で説明していましたね。

そして、とある番組でやまとさん自身のことを「上智大学卒業」と紹介されていたことにも言及。長く休学をしており、卒業はしていなかったやまとさんは、誤った情報が伝えられていることに関してモヤモヤが残っていたそう。休学を経て復学したものの、YouTube活動が忙しくなかなか勉強に割く時間が取れなかったことから、けじめをつけるためにも、退学を決意したのだとか。

コムドットやまとの大学中退が大炎上!そのワケは?

そんなコムドットやまとさんの大学中退に対し、Youtuberとしての活動と両立するのが難しいことを理解するコメントも多く上がる中、大炎上する事態に。

そう、やまとさんは、今回中退した上智大学に指定校推薦で入学しているのです。指定校推薦とは、優秀な人材をいち早く獲得できる大学側と、学ぶ機会を与えられる生徒側双方にメリットがあります。大学側としては、”より優秀で素行の良い学生を確保したい”という思いがあることから、今回のやまとさんの中退により、出身高校の指定校枠が取り消し、もしくは減らされるのでは?という懸念が深まっているのです。

浮き彫りになった「指定校推薦」の落とし穴

コムドットやまとさんの大学中退騒動、全体的に見ると批判的な声が多いものの、中には肯定的な意見が混ざっていることも事実。そう、やまとさんの自主退学により、この「指定校推薦」という制度自体に対する賛否で、議論が巻き起こっているのです。

指定校推薦賛成派の意見

指定校推薦のメリットとしては挙げられるのは、以下のような点。

  • 合格の可能性がかなり高い
  • 早い時期に決まる
  • 学力重視でないため、チャンスが多い
  • 受験勉強や併願などの費用が抑えられる

まず、指定校推薦とは、高校側と大学側の信頼関係により成り立っている制度であるため、指定校推薦枠に入ることができれば、まず落第することはありません。そして受験内容も、小論文や面接がほとんどで、学力を伴うテストがありません。高校内で良い成績を維持しておけば、大学のレベルは選び放題というメリットがあるのです!

指定校推薦反対派の意見

一方で、指定校推薦に反対している人からすると、指定校推薦で大学に合格している人は楽をしていると思ってしまうこともあるよう。一般受験で努力して入学したい人がどれだけいても、募集枠というのは限られていますよね。指定校推薦が存在している限り、一般受験組の募集枠も減ってしまうわけです。今回コムドットやまとさんが大学を中退したことで、指定校推薦枠が減ってしまう可能性を示唆し、「指定校推薦枠を潰したやまとくんを支持します」という声も上がっているほどなんだとか!

まとめ

ビッグマウスのキャラクターに騒音騒動など、何かと炎上が絶えないお騒がせYoutuber・コムドット。そのリーダーを務めるやまとさんが、在籍していた上智大学を中退したことで、またさらに議論を巻き起こす事態になってしまいました。大学を中退するも卒業するも、自分の人生の選択なので、誰かに何かを言われる筋合いはないはず。それでもここまで批判の声が多く上がってしまうのは、大学中退を「勇退」と呼んだり、自らが原因で指定校推薦枠が減ってしまうかもしれないという事態に対し「みんなも悔しいよね」などと他人事のように話したりする、コムドット特有のラフすぎる雰囲気が否定的に映ってしまったのでしょう。いずれにせよ、大学を中退しYoutuberとしての道を極めていくと決めたやまとさんの、今後の活躍にも期待が高まりますね。