この記事では、新しいSNSとして突如現れた「スレッズ」がオワコンと言われている件について調査します。まだリリースされたばかりですが、さっそくオワコンと言われてしまっているスレッズ。「人気がない」「影が薄い」という印象が強いようですが、世間での反応はどのようなものなのでしょうか?
鳴り物入りでSNS市場に参入したスレッズが、オワコンと言われる原因について調査しました。
目次
スレッズが「オワコン」と言われる原因とは?
スレッズが「オワコン」と言われる原因は、複数の理由が原因となり利用者が増えないことにありました。スレッズがリリースされた当初は、5日間で1億人というユーザーを獲得し、劇的に登録者を増やしていくかと思われました。しかし、時が経つにつれアクティブなユーザーは20%まで下がり、リリースから1年もしないうちにオワコン扱いされることになってしまいます。
【参考サイト:Forbes】
それでは、スレッズがオワコンといわれる理由について見ていきましょう。
機能不足で差別化できていないから
スレッズがオワコンといわれる理由は、機能不足で差別化できていないからです。もともとSNSとして高い人気を誇っていたX(旧Twitter)やInstagramなどの定番プラットフォームとは、全く違った特徴や機能を持つということで話題に上ったスレッズ。しかし、リリースされてみるとユーザーが予想していたよりも差別化されている機能が弱く、XやInstagramを継続して利用するのを好む人が増えたようです。
登録者は多いがアクティブユーザーが少ないから
スレッズがオワコンといわれる理由は、登録者が多いにもかかわらずアクティブユーザーが少ないからです。
スレッズがリリースされると、XやInstagramからの乗り換え先になるかという話題で持ちきりになり、登録者数が劇的に伸びました。しかし、実際に使ってみるとXやInstagramから乗り換えるほどのメリットを感じられないのか、アクティブユーザー数は減少する一方。LINEリサーチによると、スレッズを認知している人は49.6%いるにもかかわらず、実際に使っている人は5.7%に留まることが分かっています。
Instagramとほぼ同じだから
スレッズがオワコンといわれる理由は、Instagramとほぼ同じだからです。
スレッズはInstagramのアカウントと紐付けて利用することが規定であり、スレッズを始めるにはInstagramのアカウントが必要になります。また、2つのSNSが紐付いていることで、フォローやフォロワーの顔ぶれも変わらなくなり、わざわざスレッズを利用する理由がないということなのでしょう。
スレッズは若者に人気がない?
スレッズはオワコンと言われてしまっていますが、特に若者からの人気が乏しいようです。マイナビニュースの調査によると、現役Z世代のスレッズ利用状況はなんと5.5%。登録はしたが使わなくなった人が25.4%、一度も登録していない人が69.2%という結果になったそうです。
もともとXの対抗馬として叩き出されたスレッズでしたが、肝心のXと比較すると機能性が低く、使い勝手も良くないと感じるユーザーが多かったようです。
まとめ
スレッズがオワコンと言われる理由について調査しました。
リリース直後から話題性抜群だったスレッズですが、リリースから時間が経っても機能性や利便性に変化が見られないことから、スレッズ離れするユーザーが増えたものとみられます。
XやInstagramが主要SNSとしてそびえ立つ中、新たなSNSとして参入したスレッズ。このまま消え去ってしまうのか、巻き返しを図るのか、その動向にも注目が集まります。