2018年からYoutubeで配信されているリアリティー番組『令和の虎』。司会者である岩井良明さんを迎え、志願者として番組に出演する一般人起業家（通称・虎の子）が事業計画をプレゼン。虎と呼ばれる審査員の投資家たちが、出資の可否を決定するという内容です。もともとは2004年まで日本テレビで放送されリアリティティ番組『¥マネーの虎』が、Youtube番組として復活するということでスタートしました。パロディと勘違いする声も多いようですが、地上波番組の続編ということなんですね。今日は、そんな注目のYoutubeチャンネル『令和の虎』について、まとめてみたいと思います。
目次
『令和の虎』の基本情報
注目の投資ガチンコ番組『令和の虎』の基本情報をまとめてみたいと思います。綿密に作り込まれた企画は、つい見入ってしまう完成度ですよ。希望金額に達した場合、その場で札束を受け取るというとてもリアルで夢のある番組なんです。
- キャッチコピー：ALL or NOTHING 新しい未来をつかみとれ Catch the fund！
- 司会者：岩井良明（教育事業会社『株式会社 MONOLITH Japan』代表取締役社長）
- 主な出演者（虎）：西村博之（ひろゆき）、三崎優太（青汁王子）、ドラゴン細井など
- 志願者の選考方法：書類審査、岩井との面談
- 志願者の選考基準：虎たちとのコミュニケーション力、キャラクター性、2時間の収録を持たせられるだけのトーク力
- 志願者が選べる投資形態：融資、投資、社内ベンチャー（虎の会社内でビジネスを立ち上げる）
- プレゼン結果：ALL（出資金ゲット）、NOTHING（出資金ゲットならず）、STAY（判断保留）、EXCEED（出資金ゲットの上、希望金額を大きく上回るケース）
1円でも未達成の場合は獲得金ゼロ
最初に提示する希望金額を目指してプレゼンを披露する虎の子たち。その達成金額が1円でも足りなければ、出資金を獲得することができないというルールがあります。むやみやたらに金額設定せず、投資してもらえるような額、事業計画に見合った額を提示することが大切なんですね。
番組出演前に事業計画練り直しも
虎の子たちは、番組に応募し書類審査を通過すると、出願者専用のLINEグループに加入することになります。はじめから完璧な事業プランを持ってくる必要はなく、そのLINEグループ内でアドバイスを受けながら練り直したり、番組収録に向けてよりよいプランにブラッシュアップしていく過程があるそう。中には、その時点で尻込みしてしまう人や諦めてしまう人、他から資金を調達することに決める人など、出演を辞退するケースも少なくないのだそうですよ。
ピリピリしたやりとりがリアル！
『令和の虎』では、ビジネス知識や投資について深く学ぶことができます。そして、個性豊かな社長や志願者、投資家たちのやりとりは、ビジネスを取り扱うがゆえ緊迫しており、時には怒鳴ったりする場面もあるなど、臨場感あふれるビジネスシーンを、その空気ごと感じることができるんです。
まとめ
直近では、有名Youtuberのヒカルさんが虎の子として出演し、番組史上最高金額となる1億円を調達したことでも話題になった、『令和の虎』。起業を夢見る若者、ビジネスの拡大を目指す人にも夢を与えるシナリオは、見ているだけでビジネスについて詳しくなったような気さえしますね。世のビジネスがどのようにして成功しているのか、また失敗例はどんなものなのか、学びたい人にはうってつけのYoutubeチャンネルですよ。
