漫画『AKIRA』の鉄雄はどんなキャラ?金田との関係性や超能力を徹底調査

漫画『AKIRA』の鉄雄はどんなキャラ?金田との関係性や超能力を徹底調査

「AKIRA」とは、1982年から1990年までの8年間にかけて「週刊ヤングマガジン」で連載されていた漫画です。

第三次世界大戦後の日本を舞台に、超能力を経た不良少年たちが軍や反政府軍と衝突する模様を描いた当作は、後にアニメ映画化されるほどの大ヒットを記録しました。

そんな「AKIRA」の作中の、二人目の主人公として登場する鉄雄というキャラをご存じでしょうか。

今回は「AKIRA」の第二の主人公ともいわれる鉄雄について、プロフィールや金田との関係性、超能力などについて深掘りして紹介していきます。

目次

鉄雄とは?プロフィールを紹介

まずは本記事で取り上げる鉄雄の基本情報を見ていきましょう。

下記のプロフィールと簡単な経歴をご確認ください。

  • 名前:島 鉄雄(しま てつお)
  • 愛称:41号
  • 年齢:15歳
  • 生年月日:2004年7月29日
  • 身長 / 体重:160センチ / 46キロ

鉄雄は幼少期に父を亡くして以降、親戚の家をたらい回しにされて最終的に8歳の時に養護施設に引き取られました。その後は養子として1度は引き取られるものの、登校拒否や家出を繰り返して警察沙汰になるなど、少年時代にかなり複雑な事情があったこともあり不良少年に育ちました。

金田とは幼馴染の関係性

主人公の金田と鉄雄の関係性は幼馴染です。

鉄雄は8歳の時に引き取られた養護施設で金田と出会っており、以降は幼馴染として関係を構築していきます。

鉄雄は一度養子として引き取られており、その際に養護施設を離れたことで金田とも疎遠になりましたが、14歳の時に編入した職業訓練校で再会。再会後は金田が結成したバイクチーム「スクラムハーフ」の一員として、副司令塔のような役割を担いながら共に活動していきます。

小さい時から金田に守られ続けてきたことが原因で、鉄雄は金田に対して密かに劣等感を抱き続けていました。

ある少年と接触したことで超能力者に

鉄雄は金田のバイクチームでの活動中に、少年・タカシと接触したことが原因で超能力者として目覚めていきます。

超能力を得た後は、前述した金田に対する劣等感から圧倒的な力を欲するようになり、徐々に人格が一変。

超能力に目覚めてからは殺人も厭わないほど残虐な人物となりネオ東京を破壊し尽くすと、「スクラムハーフ」の仲間にも手をかけて最終的にはメンバーの山形を殺害しています。

最終的にオリンピック決戦で自身の超能力をコントロールできなくなり、怪物へと変貌してしまうなどその力に溺れていってしまいました。

ファンからは人気の高いキャラの一人

物語の第二の主人公として登場する鉄雄ですが、ファンからはかなり高い人気を得ています。

SNS上では鉄雄に対して下記のような印象を抱いている方も多いようです。

金田と鉄雄の関係性がファンの間では特に好評で、中でも鉄雄の金田に対する劣等感や友情などの狭間で揺れ動く描写が逸品だとの声も散見されています。

幼馴染であるが故の、二人の遠慮なく軽口を言い合う関係性なども見ていてほっこりして素敵ですよね。

二人の関係性が「AKIRA」をより奥深い作品にしているともいえるだけに、まさに作中の見どころの一つともいえるでしょう。

まとめ

本記事では、大人気コミック「AKIRA」に登場する第二の主人公・鉄雄について詳しく紹介しました。基本情報をまとめたプロフィールや鉄雄が得た超能力、そして金田との関係性などをお伝えしましたがいかがでしたか。

是非「AKIRA」をご覧になる際は、鉄雄と金田の二人のやり取りや関係性に注目して見てみると、より物語を深く楽しめるのではないかと思います。