見るだけでスキルアップ!?ビジネスで役立つ映画5選

見るだけでスキルアップ⁉ビジネスで役立つ映画5選

自宅で過ごす時間が増えた近年、これまで映画に触れる機会が少なかった方も動画配信サービスなどを通して、自宅で映画を楽しむことが増えたのではないでしょうか。今回は、ウォール街が舞台の映画からインターンシップ 映画まで幅広く厳選した「ビジネスで役立つ映画」のおススメ作品を5つご紹介します。

目次

「プラダを着た悪魔」(2006年)

あらすじ

ジャーナリストを目指すアンディ(アン・ハサウェイ)は、一流ファッション誌の編集アシスタントとして働くことになるが、気まぐれで理不尽な悪魔のような編集長(メリル・ストリープ)に振り回される日々。ファッションに何も興味を持たなかった彼女が難しい要求に悩みながらも奮闘し、やがて仕事の面白さに気付く成長ストーリー。

見どころ

恋に仕事に夢を追う主人公の姿にどこか自分と重ねて共感してしまう作品です。夢を叶えるために何を捨てて、何を残すかといった選択は、人生のなかで誰もが経験することではないでしょうか。自分にとって働くことは何か、幸せって何か、夢はなにかなどを考えるきっかけになる作品です。また、華やかだけどドロドロした感情が渦巻くファッション業界の裏側や、ファッションに興味のなかった主人公がどんどん美しく変貌していく姿も見ものです。

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(2013年)

あらすじ

学歴も経験もない22歳のジョーダン(レオナルド・ディカプリオ)が、お金持ちになる野望を抱いて、得意の話術でウォール街のトップにのし上がり証券会社を設立。巨万の富を手に入れて豪遊する日々を送りますが、想像を絶する破滅的な運命が彼を待ち受けていて…。

見どころ

ウルフ・オブ・ウォールストリートは、実在する伝説の株式ブローカーであるジョーダン・ベルフォートの回想録を原作にしている実話です。「欲望の赴くままにお金を湯水のごとく使う」といった贅沢ぶりは、観ているだけでこちらも爽快感が味わえます。また、コメディ要素も多く含むので、金融関係の知識がなくても楽しめます。「たくさん稼ぎたい」という向上心のある方は、仕事に対して更なるやる気を感じるかもしれませんね。

「WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜」(2014年)

あらすじ

三浦しをんの小説「神去なあなあ日常」を矢口史靖監督によって映画化した作品。大学受験に失敗し、進路も決まらないお気楽な都会育ちの青年(染谷将太)が、1年間の林業研修プログラムのパンフレットを見つけ参加することに。当初はパンフレットの表紙に写っている女性(長澤まさみ)目当てで応募したのだが、林業に従事している飯田(伊藤英明)たちの厳しい指導を受けるなかで、林業の考え方や姿勢などを教わっていく。人間的にも大きく成長していく主人公の姿が見逃せない。

見どころ

三重の山奥で林業を志望する若者たちと一緒に研修を受ける主人公だが、電波が届かない、慣れない仕事と生活環境、厳しい指導といった状況のなかで最初こそ研修から逃げ出そうとします。しかし、厳しくもありながら仲間を大切にする林業の人々とともに生活していくなかで、人間的にも少しずつ成長していく姿が必見です。コメディ要素もあり笑いと感動ストーリーです。

「マイ・インターン」(2015年)

あらすじ

70歳の主人公ベン(ロバート・デ・ニーロ)はシニア・インターンの制度を利用してファッション通販会社に入社。社長のジュールズ(アン・ハサウェイ)は戸惑いながらも誠実な人柄のベンに心を開いていき、様々な問題を一緒に乗り越えていくハートフルコメディ。

見どころ

親子ほどに離れた年齢差で、最初こそベンに対して苦手意識があったジュールズでしたが、時間とともに変化する二人の関係性に注目です。少しずつ社長のジュールズがベンを信頼し、相談したり頼ったりしながらともに乗り越えていく姿に清々しさを感じます。その他にも、壁のない内装や自転車で社内を移動する現代風なオフィスにのなかに、ベンの魅せる古き良きビジネススタイルが少しずつ浸透する姿も必見です。マイ・インターンは、恋も仕事も頑張りたいという方におススメの作品です。

「ちょっと今から仕事やめてくる」(2017年)

あらすじ

第21回電撃小説大賞に輝いた北川恵海の人気小説を「八日目の蝉」「ソロモンの偽証」などの監督を務めた成島出監督が映画化した人間ドラマ。ブラック企業で心身ともに衰弱した新米サラリーマンの青山(工藤阿須加)が、幼なじみだと名乗る謎めいた男、ヤマモト(福士蒼汰)との出会いをきっかけに、本来の自分を取り戻し、人生を見つめなおしていくーーすべての働く人たちに贈る、人生応援ストーリー。

見どころ

「長時間労働」や「パワハラ」、その末のうつからの自殺まで、近年問題視されている状況が2人を通して丁寧に描かれています。ヤマモトとの出会いをきっかけに、追い込まれていた心が少しずつ軽くなっていく青山の姿にはエールを送りたくなります。生きていくために働くことは大事なことですが、働きすぎで「生きてて楽しくない」、「生きる意味が分からない」そんなふうに思っている方には、この映画を通して前向きな気持ちを取り戻してもらいたいです。

まとめ

今回は「ビジネスで役立つ映画」5選を紹介しました。映画を通して、仕事に対しての姿勢や考え方、人間関係の大切さなど考えさせられることも多いと思います。本記事でご紹介した映画が「幸せって何だろう」「生きることって何だろう」といった、自分自身の人生観について考えるきっかけになってくれればいいなと思います。人生は一度っきり!一人ひとりが素晴らしい人生を送れるよう、素敵な明日を送りたいですね。