顔面神経まひを公表!ジャスティン・ビーバーの症状や今後の予定は?

顔面神経まひを公表!ジャスティン・ビーバーの症状や今後の予定は?

2022年6月7日、同日に開催予定だったJustin Bieber Justice World Tour(ジャスティス ワールドツアー)のカナダ・トロント公演を含む、直近の公演を延期すると発表したジャスティン・ビーバーさん。ご自身のインスタグラムでの突然の発表と体調不良が理由だったことに世界中のファンが驚いたのではないでしょうか。

その後、自身が顔面神経麻痺を患っていることを公表し、しばらくは治療に専念するとの発表もありました。今年の11月には待望の日本公演も控えていて、現在の病状が大変気になるところです。

そこで今回はジャスティン・ビーバーさんのプロフィールや経歴、顔面神経麻痺について、またジャスティン・ビーバーさんの今後の予定について調べてみました。

目次

ジャスティン・ビーバーのプロフィール・生い立ち・経歴!

ジャスティン・ビーバーのプロフィール

  • 出生名:ジャスティン・ドリュー・ビーバー(Justin Drew Bieber)
  • 生年月日:1994年3月1日
  • 年齢:28歳
  • 出身地:カナダ オンタリオ州ストラトフォード
  • ジャンル:ポップ/R&B/ダンス・ポップ/ティーン・ポップ
  • 職業:シンガーソングライター/ミュージシャン/音楽プロデューサー/俳優/ダンサー/投資家
  • 担当楽器:ボーカル/ギター/ベース/ピアノ/キーボード/ドラムス
  • レーベル:Island Records/RBMG Records/スクールボーイ/Def Jam Recordings

ジャスティン・ビーバーの生い立ち

母・パティ・マレットさんが17歳の時にジャスティンビーバーさんを妊娠。ジャスティン・ビーバーさんの父親であるジェレミー・ビーバーさんとは結婚はしませんでしたが、息子・ジャスティン・ビーバーさんのことや仕事関係で同じ目標があり、2人は親交を持ち続けていました。母親は自身の母親と継父の助けを借りながらも、シングルマザーとして女手一つでジャスティン・ビーバーさんを育て上げます。ジャスティン・ビーバーさんの父親は他の女性と結婚し子供もいますが、現在もジャスティン・ビーバーさんとの仲は良好だと言います。

幼少期はホッケー、サッカー、チェスに興味を持っていましたが、成長に伴いピアノ、ドラム、ギター、トランペットを独学で学びます。12歳の時には地元ストラトフォードのコンテストでNe-Yoの『So Sick』を歌い2位を獲得。そして、母親は親族や友人に見せるためにYouTubeにジャスティン・ビーバーさんの動画を投稿。その後もアッシャー、スティーヴィー・ワンダー、クリス・ブラウン等、様々なR&Bの歌をカバーした動画を投稿し続け、次第に注目を集めていきます。

ジャスティン・ビーバーの歌手としての経歴

レコードレーベルのマーケティング担当役員が偶然ジャスティン・ビーバーさんのYouTube動画を目にし、動画の中の場所や学校を突き止め母親との接触に成功します。そして、13歳の時にデモテープ作成のためにアトランタへ飛び、すぐにRBMG Recordsと契約を結びました。そしてレーベルはDef Jam Recordingsと契約します。

2010年デビューアルバム『My World 2.0』が全米アルバム・チャート通算3週No.1を獲得。男性未成年アーティストとしては47年ぶりの大記録を打ち立てました。
2011年自伝映画『Justin Bieber: Never Say Never』が公開され、全米興行成績はマイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』の記録を超えるスタートを見せました。その後、2011年の2ndアルバム『UNDER THE MISTLETOE』から2013年の『Believe Acoustic』までの5作品が連続で全米No.1に輝き、10代で5作品が全米1位という最年少記録を樹立します。
2015年2015年には4枚目のアルバム『Purpose』をリリースし、本作品からは『What Do You Mean?』『Sorry』『Love Yourself』の3曲が全米No.1ヒットを飛ばしました。
2016年第58回グラミー賞で『Skrillex & Diplo/Where Are Ü Now” with Justin Bieber』が最優秀ダンス・レコーディング賞を受賞し、これが自身初のグラミー賞受賞となりました。
2017年第59回グラミー賞ではシングル『Love Yourself』が最優秀楽曲賞含む2部門、アルバム『Purpose』が最優秀アルバム賞を含む2部門にノミネートされました。同年、ラテン音楽界のスターであるルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキーのシングル『Despacito』に参加し、全米シングル・チャート史上では当時の最長記録となる16週No.1に輝きました。
2020年5枚目のアルバム『Changes』も全米初登場No.1を記録し、第63回グラミー賞最優秀ポップボーカルアルバムにノミネートされます。同年のグラミー賞には参加楽曲を含め4曲でノミネートされました。
2021年6thアルバム『Justice』が発売され、同アルバムからリリースされたシングルの『Peaches』はBillboard Hot 100にて自身通算7曲目となる首位を獲得。またアルバムはBillboard 200で8作目の初登場1位を記録し、シングル、アルバムの両チャートで1位を記録。Hot 100とBillboard 200でそれぞれ同時に初登場1位を獲得したのは歴代3組目の快挙で、男性ソロ・アーティストとしては初となりました。

これまでに数々の大ヒット曲を飛ばし、数多くの受賞歴を持つジャスティン・ビーバーさんは「21世紀のキング・オブ・ポップ」とも称されています。

ジャスティン・ビーバーが公表した「顔面神経麻痺」について

2022年6月10日、ジャスティン・ビーバーさんは自身のインスタグラムで顔面麻痺であることを公表しました。顔面神経麻痺とはどのような病気なのでしょうか。原因や治療法についても調べてみました。

顔面神経麻痺とは?

顔面神経麻痺は、顏の片側半分の筋肉が動きづらくなる病気で、中枢性顔面神経麻痺と末梢性顔面神経麻痺があります。中枢性のものは、脳梗塞や脳出血等の脳血管障害が原因で発症し、末梢性のものは、主にヘルペスウイルスの再活性化が原因となることが多いと考えられています。割合としては、末梢性の顔面神経麻痺が大きな割合を占めています。

顔面神経麻痺の初期症状

  • 顔が歪んでくる
  • 目が片目だけ閉じにくい
  • 口から水がこぼれる
  • 口が動きにくくなる等

末梢性顔面神経麻痺の原因

顔面神経麻痺の大部分を占める末梢性麻痺は、主にヘルペスウイルスが原因となり、身体に潜んでいたウイルスが身体の抵抗力が低下した時に活発に活動し、麻痺が生じます。その他、まれに中耳炎や、耳下腺がんが原因で発症することもあります。

末梢性顔面神経麻痺の治療

ステロイド薬、抗ウイルス薬の使用が中心となり、重症の場合は入院による治療や手術が必要になることも。顔面神経麻痺の回復には数週間~数カ月を要し、特に回復が得られやすいのは発症から3カ月までと言われています。しかし3カ月が経過してまだ麻痺が残っている場合でも、6カ月~1年以内にはまだ若干の余地はあるとのこと。発症後72時間以内に薬を投与できれば治療効果が高いと言われているので、気になる症状がある場合はなるべく早く受診することが必要です。

気になるジャスティン・ビーバーの症状

末梢性顔面神経麻痺の2大原因として、全体の7割を占めるベル麻痺と、全体の1割を占めるラムゼイ・ハント症候群(ハント症候群とも呼ばれる)が挙げられます。現在ジャスティン・ビーバーさんは後者のハント症候群を患っていて、ワールドツアーを一時中断し、治療に専念しています。ハント症候群の原因は、小児期にかかる水疱瘡のウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が顔面神経節内に残っていて、体調不良や疲労、ストレス等により免疫力が低下した時に、この潜んでいたウイルスが再活性化し、顔面神経が傷害されて発症すると言われています。公表当時は顏の半分が完全に麻痺していたジャスティン・ビーバーさんですが、妻・ヘイリー・ビーバーさんは「彼の症状は日を追うごとに良くなって快方に向かっていると感じる」と語っています。

ジャスティン・ビーバーの今後の予定!

2022年2月18日から始まったJustin Bieber Justice World Tour。ラムゼイ・ハント症候群の治療のため、アメリカでの3公演を延期していたジャスティン・ビーバーさんですが、7月20日、Justice World Tourの公式インスタグラムにてワールドツアーが再開されるとの発表がありました。7月31日のイタリア・Lucca Festivalを皮切りに、ヨーロッパ、南米、南アフリカ、中東、アジア、オーストラリア/ニュージーランドを周ります。11月には6年ぶり待望の来日公演が予定されています。

  • 2022年11月09日(水)  バンテリンドーム ナゴヤ
  • 2022年11月12日(土)  京セラドーム大阪
  • 2022年11月13日(日)  京セラドーム大阪
  • 2022年11月16日(水) 東京ドーム
  • 2022年11月17日(木) 東京ドーム

まとめ

今回はジャスティン・ビーバーさんのプロフィールや経歴、顔面神経麻痺について、またジャスティン・ビーバーさんの今後の予定について調べてみました。延期されていたワールドツアーの再開が決定し、世界中のファンが大興奮し喜んでいるのではないでしょうか。

2月にはワールドツアー開幕直後に、新型コロナウイルスにも感染しているジャスティン・ビーバーさん。ツアーの準備や移動、コロナの影響で免疫力が低下していたのかもしれませんね。今回のワールドツアーは1年間にもわたる長期間での開催となるので、顔面麻痺が再発することのないよう、無理せず臨んでほしいものです。11月、日本でジャスティン・ビーバーさんの歌声を聞けるのを楽しみにしています!