つばめグリルの社長、石倉悠吉(いしくら ゆうきち)さん。
25日のカンブリア宮殿に出演予定の創業83年の老舗の飲食店の経営者です。
連日ハンバーグを食べるために長蛇の列が出来るほどの盛況のお店のヒミツは何があるのでしょうか?
悠吉さんの息子さんにも受け継がれている経営戦略とは!?
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目次
石倉悠吉のプロフィール
生年月日:1943年
年齢:73歳
出身:東京都港区
2016年8月現在
石倉さんのおじいちゃんが1930年ころに新橋の駅内で始めた洋食屋で、戦後は銀座に店を構えます。
このころは戦後の復興のサラリーマンたちを相手にしてものすごく流行っていたのですが、1965年以降は東京オリンピックの後の不況で、なんと売上は半分以下にまで落ち込んでしまったのです。
ちょうどこの頃大学を卒業した石倉さんは
「洋食店をずっとやっていてもダメだ!」
と思い、でも何か飲食の仕事に付きたいと思っていたのでラーメン屋などをやっていました。
ですがおじいちゃんの跡を継いでいたお父さんがつばめグリルから退くということになって、石倉さんも経営に携わることになるのです。
この頃は洋食にはこだわらないで、大衆食堂のようないろいろなメニューも出していたようです。
つばめグリルの経営戦略
お父さんから継いだ時のお店は実は赤字経営だったのです。
経営を受け継いだ直後石倉さんが考えたお店づくりとは、、、
- 老舗を目指す。
- コックさんが長く働けるような場所にしたい。
- 多店化をする。
このような目標がありました。
コックさんが長く働ける場所にしたいと言うには、飲食店というのは昔から長年いると徐々にお給料を上げていかなくてはいけなくなります。その賃金を払えなくなる頃になると
「修行に行け」
という名目で都合よく追い出されるのです。まるでコックさんの使い捨てですよね。。。
せっかくお店に馴染んできたコックさんを無くすということは、料理の味も変わるし、馴染みになっていたお客さんも離れていってしまう可能性は大いにあります。
そんなコックさんを長く雇うためにはお店を広げることが必須条件でした。
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銀座での老舗の条件とは!?
そのためにはメニューの簡素化。
お客さんに提供するものがそんなに変わらなければ仕入れるのも大体いつも一定になりますよね。
売れなくなったからといってメニューをほいほい変えるということは自らお客さんをのがしていることと一緒。
そして、お父さんから受け継いだ当初は化学調味料も普通に使っていたそうなのですが、化学調味料を使うことも止めました。
あるいみ時代を先どった行動をしています!
いまでこそ自然食品~と言われるようになってきましたが好景気の頃は本当にドバドバ化学調味料使っていたはずです。今もですが完全になくすことは無理なのでしょうかね~(;´∀`)
この化学調味料を使わないという選択も、老舗にとっては絶対条件でした。
それは以前カバン専門店「銀座タニザワ」の谷澤さんから
「銀座の仲間たちに恥ずかしくない商売をしなさい」
と言われたことがあるからです。
ウソのない商売、自分自身に嘘をつかないという考えが石倉さんは化学調味料を排除することに繋がったとおっしゃっています。
社長の年収や社員の給料は?
つばめグリルは長年銀座で親しまれているお店ですが上場は実はしていないんです。
なので確実な社長としての役員報酬は分からないのですが、2500万ほどの年収はあるのではないかと予想します。
つばめの募集要項をみると
- 大卒20万
- 短大卒17万
- 中途19~30万
の月給が書かれています。
入社15年ほどの社員の方は年収550万という情報も求人に乗っていましたので月給に直したとして45万。
拘束時間などの内情は分かりませんが、求人情報を見た時に、元社員の方のコメントに仕事のやりがいはとてもある。などとも書いてあったので働いている方特に飲食を極めたいと思っている方には最高の環境かもしれませんね^^
まとめ
飲食店は結構お店の内情が外側に出てしまうことが多々あると思います。
私も飲食でのアルバイトを何個か経験していますが、どこの場所でも社員さん大変だな~というお店が多かったです。
ですがつばめグリルは働く人にとっても、お客さんにとってもお互いwin-winな関係なのかもしれませんね。
3世代に渡って食べに来ている方もいらっしゃるとかで、そんなお店なかなか無いですよね!
私も東京に行った際には一度食べてみます!
でわまた~