【2022年プロ野球】12球団ブレイク期待の注目選手は!?

【2022年プロ野球】12球団ブレイク期待の注目選手は!?

2022年もプロ野球も交流戦に突入、セ・パ両リーグの球団が激しくぶつかり合っています。ペナントレースの争いもさることながら、毎年気になるのは「ブレイクして次世代のプロ野球を担っていく選手は誰か!」ということではないでしょうか?今回は、今シーズンにブレイクの期待がかかる選手を厳選してご紹介します!

目次

今年の注目選手【セ・リーグ編】

根尾昴(ねお あきら)

  • 生年月日:2000年4月19日(22歳)
  • 所属チーム:中日ドラゴンズ
  • プロ入り:2018年(ドラフト1位)
  • ポジション:ライト/ショート

高校野球の名門である大阪桐蔭高出身の根尾昴選手。高校時代は、クリーンアップを担うだけでなく、140キロ後半のストレートを武器にピッチャーとしても活躍した二刀流選手です!持ち前の投打を活かして、甲子園に春夏合わせて4大会出場しただけでなく、そのうち3大会も優勝しています!

そんな根尾選手は、4球団競合の末、中日に野手としてドラフト1位で入団しました。やはり、プロの目から見ても魅力ある選手だったのでしょう!3年目の昨シーズンは、活躍が期待されましたが、72試合で打率.178と苦しみました。。

2022年からは、立浪和義新監督に変わったこともあってか、オープン戦では打率.304と結果を残し、1軍で開幕を迎えました!また、今年は打だけではなく、投にも注目が集まりそうです。シーズン試合の終盤に投球練習していた場面があったことに加え、2軍では実際に中継ぎで登板して奪三振も記録しています!投打のポテンシャルが開花することで、二刀流の活躍にも期待できますね。

佐藤輝明(さとう てるあき)

  • 生年月日:1999年3月13日(23歳)
  • 所属チーム:阪神タイガース
  • プロ入り:2020年(ドラフト1位)
  • ポジション:ライト/サード

大学野球の名門である近畿大出身の佐藤輝明選手。関西学生リーグでは、左の大型スラッガーとして活躍し、元巨人の二岡智宏さんのリーグ通算ホームラン記録である13本を14本に塗り替えました。

佐藤選手も4球団競合の末、阪神にドラフト1位入団しました。1年目から、場外ホームランや1試合3本のホームランと規格外のパワーを見せつけ、チームをAクラスに導きました!田淵幸一さんの球団新人最多ホームラン記録を超える「24本」を記録した一方、後半戦には野手ワーストタイ記録となる59打席連続無安打や、歴代ワースト6位タイとなるシーズン173三振というネガティブな記録も残してしまいました。

2022年は、キャンプから打撃フォームの改善に取り組み、オープン戦では全球団で3位の打率.327と確実性を上げつつ、11打点をあげて、開幕から4番を任されるシーンもありました!やはり、4番にホームランが打てる日本人が入っていると、ワクワクしますね。1年を通した活躍で、去年の成績を上回ることができるか。注目の2年目です!

今年の注目選手【パ・リーグ編】

藤原恭大(ふじわら きょうた)

  • 生年月日:2000年5月6日(22歳)
  • 所属チーム:千葉ロッテマリーンズ
  • プロ入り:2018年(ドラフト1位)
  • ポジション:センター

大阪桐蔭高校出身で、根尾選手と同期の藤原恭大選手。高校時代は、主に1番として打線を牽引していましたが、4番として主軸を担うこともあり、走攻守揃った選手として活躍しました。

藤原選手は、3球団競合の末にドラフト1位でロッテに入団。1年目には、球団史上54年ぶりとなる「高卒野手開幕スタメン」に抜擢され、注目を集めました!3年目の2021年には、7・8月の24試合で打率.348、5本塁打、15打点と結果を残し、月間MVPを初受賞しています!

2021年シーズンの終盤戦でブレイクの期待が高まった藤原選手ですが、2022年のここまでは打率.180、1打点と苦しんでいる印象。何かきっかけを掴んで大化けすると、間違いなくトリプルスリーを狙える逸材であるため、早々のブレイクに期待がかかります!

砂川リチャード(すながわ りちゃーど)

  • 生年月日:1999年6月18日(22歳)
  • 所属チーム:福岡ソフトバンクホークス
  • プロ入り:2017年(育成ドラフト3位)
  • ポジション:サード/ファースト

沖縄尚学高校出身の砂川リチャード選手。アメリカ人の父を持つ右の長距離砲で、甲子園の出場はなかったものの、高校通算25本塁打を記録しています。

リチャード選手の打撃を評価したソフトバンクが、育成ドラフト3位で獲得しました。育成運営を得意とするソフトバンクで成長したリチャード選手は、2年目に2軍で本塁打と打点の二冠に輝き、3年目の2020年に支配下登録されます!4年目の2021年には1軍出場も経験し、34試合で満塁打を含む7本塁打、20打点とブレイクの兆しが見えました!

あの王貞治さんも「未来の大砲」として期待している、リチャード選手。徐々にですが、その才能を開花させつつあります。後は、打撃の確実性を上げることで、大きく成績を伸ばすことができそうです。育成の星として注目していきたいですね!

まとめ

今回は、2022年のプロ野球でブレイクが期待される注目の若手4選手についてご紹介しました。どの選手もポテンシャルが高く、今後どのような選手になっていくか楽しみです!今年ブレイクすることで、2022年の顔となるのは誰なのか、シーズンが終わるまで注目していきたいと思います!