【スラムダンク】桜木花道のモデルとなったのは誰?噂を徹底調査

【スラムダンク】桜木花道のモデルとなったのは誰?噂を徹底調査

8月3日11時30分に映画『THE FIRST SLAM DUNK』が湘北対山王戦の試合開始時刻に合わせて全国同時上映をされました。入場特典には、“山王×湘北 観戦チケット”が配布され、沢北栄治が描かれたチケットには、開催場所、日時、大会名まで細かく再現されるなど、非常に注目を集めました。

原作の連載が終了して17年が経過してもなお、大人気漫画として注目を集め続けているスラムダンクの魅力はなんといってもシロート・桜木花道の成長ではないでしょうか。トラベリングのルールも知らなかった桜木が高校バスケ最強の選手河田雅史にマンマークをされた時は鳥肌が立ちましたよね!

そんな桜木花道ですが、桜木花道 モデルとなった選手がいるのをご存知ですか?デニス・ロッドマンがモデルになっているのだともはや通説の様になっていましたが、果たしてどうなのでしょうか。実際の共通点を踏まえて検討していきます!

目次

桜木花道のモデルがデニス・ロッドマンだとされる理由

桜木花道のモデルがデニス・ロッドマンだと言われる理由が

  1. 赤坊主姿
  2. リバウンド能力
  3. 背番号10
  4. 問題児

この4つです。順番に検証していきます。

赤坊主姿

桜木花道といえば赤髪、特に海南大付属に敗れたあと坊主にしましたよね。実はデニス・ロッドマンも赤坊主姿なのです。しかもタイミング的に桜木花道が坊主にしたのは1993年10月頃、デニス・ロッドマンが赤坊主にしたのも、1993年頃と言われているので、桜木花道とデニス・ロッドマンは、ほぼ同時期に赤坊主にしたということになり、桜木花道のモデルがデニス・ロッドマンだと言われるようになりました。

リバウンド能力

桜木花道の最大の武器は身体能力を生かしたリバウンド能力の高さです。県予選の翔陽戦でその才能を開花させると、山王戦でもその力を遺憾なく発揮しました。

対する、デニス・ロッドマンも【NBA史上最高のリバウンダー】という異名を持つほど、リバウンド能力に長けた選手です。ゴール下でのディフェンスや、リバウンドを担うパワーフォワードとしては小柄ながら、7年連続でリバウンド王に輝いているのです。さらに試合終了まで走り続けることのできる無尽蔵のスタミナも2人の共通点として挙げられています。

背番号10

桜木花道の背番号は10。漫画では流川楓よりも番号が大きいことを嫌がり無理矢理10番を強奪していましたよね。

実はデトロイト・ピストンズ所属時のデニス・ロッドマンの背番号も10番で、サンアントニオ・スパーズ移籍後の2年間も同じく10番を背負いました。シカゴ・ブルズは10番が欠番だったため、“9 + 1=10”の91番を背負います。レイカーズへの移籍時の背番号も73番で足すと10になる番号を選んだ模様です。

問題児

桜木花道の性格といえば、自由、猪突猛進型、破天荒などなど、、、とにかく周りが驚くほどの異端児、問題児ぶりを発揮していますよね。一方でデニス・ロッドマンもまた問題児として有名。コート内での乱闘騒ぎでは、マイケルジョーダンともやりあうなど、血気盛んだったようです。また、全身タトゥーや、女性へのセクハラ問題など、デニス・ロッドマンは、NBA界の問題児として有名な選手です。

本当のモデルはチャールズ・バークレー!?

ここまでデニス・ロッドマンがモデルだとされる理由をまとめてきました。確かにそのようだと感じられる点がたくさんありましたが、実は作者の井上雄彦先生はあるインタビューで

“桜木花道にモデルはいない、いるとすれば、チャールズ・バークレー。”

と答えており、それまでの予想を完全に否定しています。では、チャールズ・バークレーとの共通点は何かあるのでしょうか。

桜木花道と流川楓、チャールズ・バークレーとマイケルジョーダン?

桜木花道の最大のライバルといえば流川楓ですよね。はじめこそ犬猿の仲の2人ですが、翔陽戦など、ここぞという時に流川が桜木に的確なアドバイスを送るなど、徐々に良きライバルとして成長していきます。特に、山王戦でのハイタッチは、これまで高めあってきた2人が心通わせたシーンであり、戦友としての友情を感じさせたシーンでもありました。

チャールズ・バークレーとマイケルジョーダンも、最大の敵でありながら、“ブラザー”と呼び合い、高めあったライバル・戦友のようです。

ポジションとプレースタイル

桜木花道とチャールズ・バークレーのポジションは、同じパワーフォワードです。

桜木花道は、身長188cmとまずまずの身長を持ちながら、河田雅史も驚く跳躍力を持っています。バークレーもまた、“空飛ぶ冷蔵庫”という異名を持つほどのジャンプ力とパワーに優れた選手です。空を飛んでいるかのようなジャンプ力、跳躍時間の長さと、「四角くてでかい」という体格からつけられたといいます。

公式の身長は198㎝ですが、実際の身長は195㎝ほどと、NBAではそこまで大きくはないバークレーですが、体重は114㎏とかなりの筋肉質でがっちりとした体形をしています。

ポジション、がっちりとした体から繰り出されるパワフルなプレースタイルは、桜木花道とバークレーの最大の共通点です。

最後に

今回は大人気漫画『スラムダンク』の主人公桜木花道のモデルとなった選手について調査してきました。両選手とも往年のスター選手で、桜木花道があのまま成長していったらそこまで行くのかもしれない、と思うとワクワクしますよね。

2023年8月末から沖縄県などでバスケットボールのW杯が開催されます。オリンピックほど有力選手は集まらないかもしれませんが、人間離れしたその身体能力、プレーをしっかりと目に焼き付けたいですね!