2006年に本国アメリカでサービスが開始され、日本では2008年にもリリースされたSNSのTwitter。瞬く間に日本でのユーザー数を獲得したTwitterは2024年11月現在でも主要なSNSとして多くのユーザーに愛され続けています。
しかしそんなTwitterが近年ではもうオワコン化しているともいわれており、年々利用者は減少傾向にあるようです。何故Twitterはオワコンといわれてしまったのでしょうか。本記事ではオワコンといわれる理由と、改名後のユーザーの変化について調査したのでお伝えします。
目次
Twitterはもうオワコン?そう言われる理由は?
かつては世界でも有数のTwitterユーザー数を抱えていた日本ですが、近年では緩やかに減少傾向を辿っており一部の利用者の間ではオワコンとまでいわれているようです。早速オワコンといわれている3つの理由について紹介していきます。
①Twitterから「X」への改名
まず最もTwitterがオワコンとなってしまった理由として大きいのが、サービス名の改名でした。2023年7月にTwitterの生みの親であるイーロン・マスク氏がTwitterを「X」に改名することを決定。改名に伴い、長年アイコンとして慕われていた鳥のマークも消え去ってしまい、一気に雰囲気が変わってしまいました。
基本的なサービスなどの大幅な変更はなかったのですが、この改名を機にTwitterを離れたユーザーも多く、オワコンとなってしまった大きな理由といわれているようです。
②Twitterの有料化
イーロン・マスク氏はサービス名の名称を改名しただけでなく、新たにTwitterを有料化するプランも採用しました。有料化されたことでこれまで著名者のみだった青いチェックマークを一般ユーザーもつけられるようになり、また広告の非表示やツイートの収益なども可能になりました。
これによりTwitterには過去よりも誤解を招くようなツイートや収益化目的の過激なツイートが一気に増えるようになり、正確な情報収集がしづらくなったとの声も多かったようです。
③インプレゾンビの大量発生
3つ目の理由は、Twitterの収益化により大発生した通称「インプレゾンビ」のアカウントです。インプレゾンビとは主にフォロワー数が多いアカウントのツイートにリプライをすることでインプレッションを稼ぐBOTのことで、不自然な日本語や他者のバズったツイートのコピペなどが特徴となります。
そのため生産性のないリプライが多く、逆に他の人の反応やリプライが見辛くなったとかなり不評の声が上がっているようでした。
改名後のユーザー層は?
最後にTwitterからXへ改名した後のユーザー層の変化についてお伝えします。
前述したように、Twitterは改名後に有料化及び収益化が可能になったことからこれまで以上に営利目的で利用するユーザーが急増しました。それに伴い、多くのYouTuberやインフルエンサーがXでの配信に力を入れるようになっています。
これまで一般人が何気ない日常を呟くツイートが多かったのに対して、今のTwitterは宣伝や収益化目的のツイートが多くなってしまったので、従来の雰囲気に魅力を感じていたユーザーの中には違和感を覚える方も多いようです。
まとめ
以上、本記事ではTwitterがオワコンといわれている理由3選や、改名後のユーザー層の変化について詳しく紹介しましたがいかがでしたか。
結果としてイーロン・マスク氏がおこなった大規模な画策が、日本でのユーザー離れに繋がってしまったようです。ただ、それでも未だに根強い人気を誇っているだけに、今後の取り組み次第ではV字回復も十分考えられるのではないでしょうか。Twitter改め、Xの動向に引き続き注目しましょう。