1990年代の「ギャル文化」が再燃!?令和ギャルが受け継いだものとは?

1990年代の「ギャル文化」が再燃!?令和ギャルが受け継いだものとは?

よく「時代は巡る」と言いますが、まさに1990年代に社会現象となったギャル文化が、令和の時代に再熱の兆しを見せています。ママから子へ受け継がれた文化、といったら大げさでしょうか。この記事では、今再熱の1990年代のギャル文化について調べてみました。

目次

1990年代にギャル文化として流行ったもの

令和ギャルについて言及する前に、元祖ギャル文化の1990年代の平成ギャルたちの間で流行っていたアイテムについて紹介していきたいと思います。

①ルーズソックス

制服アイテムとして欠かせなかった「ルーズソックス」。足元をボリューミーに見せるのが流行っていたので、スーパールーズと言われる超ロングサイズまで発売され、靴下とは思えない長さのものまで人気でした。そして、ルーズソックスに欠かせなかったのが「ソックタッチ」。今でも販売はされているようですが、昔ほどの需要は無いようですね。

②人気ブランドのショッパー

ショッパーとは、洋服などの商品を購入した時にもらえるお店の袋のことで、ギャルに人気だったブランドのショッパーを持つことがギャルたちのステータスでした。「me Jane(ミージェーン)」、「LOVE BOAT(ラブボート)」、「CECIL McBEE(セシルマクビー)」、「ALBA ROSA(アルバローザ)」などのギャルブランドが人気で、擦り切れるまで使ったり、ショッパー欲しさに小分けで買い物したりなんて子もいましたね。

③トロール人形

女子中高生の間で人気だった「トロール人形」は、髪の毛を撫でると願いが叶うなど言われ、ケータイやバックなどにつけている子が多かったです。

④細眉メイク

アムラー世代には馴染みがあるかもしれませんが、細眉メイクも流行りました。芸能人と同じ眉の形にするために、眉プレートも販売され始めたのもこの時代だったのではないでしょうか。

⑤日焼け肌

こんがり日焼け肌もギャルの代名詞でした。日焼けサロンに通う子たちもいましたが、より手軽に日焼け肌になれるファンデーションなども発売されていました。日焼け肌に、ヌーディーなリップをつけて、唇はリップライナーで縁取るメイクが流行っていましたね。

令和ギャルへ引き継がれた「平成レトロ」

約25年程前に流行った、平成時代に人気があったものが「平成レトロ」と言われ、令和の時代に再流行しているそうです。1990年代のギャル文化が流行った時には、まだ産まれていなかったZ世代の令和ギャルたちは、ギャル文化をどうアレンジしているのでしょうか。

令和ギャルのファッション

平成ギャルといえば、厚底・へそだしが定番でしたが、今では「Y2Kファッション」と言われて注目されているそうです。「Y2K」とは、「Year 2000」の略で、2000年代頃に流行った懐かしのファッションがリバイバルされています。K-POPアイドルもY2Kファッションを取り入れたりしており、Z世代注目のファッションアイコンとなっているようです。

また、2021年には制服アイテムとして「ルーズソックス」も再熱しました。制服にルーズソックスを合わせてディズニーへ遊びに行く「制服ディズニー」がニュースでも取り上げられるほど、ルーズソックスの再ブームは話題となりました。

令和ギャルのメイク

メイクにも「Y2K」の波が来ているそうで、2000年代に流行ったジェルアイライナーを使った囲み目アイメイクを少し控えめにしたアイメイクが、韓国のアイドルグループのメンバーたちが取り入れているようです。

韓国のアイドルたちが取り入れている「Y2K」メイクは、日本でも色々なファッション誌のメイクコーナーでもキーワードとして取り上げられており、まさにギャル文化が今注目されている証拠だと思います。ちなみに、ギャルメイクと一緒に「ギャルピース」も流行中らしいですよ。

まとめ

この記事では、「1990年代の『ギャル文化』が再熱!?令和ギャルが受け継いだものとは?」と題し、1990年代に流行ったギャル文化と、平成ギャル文化をリバイバルした令和ギャルたちについてまとめてみました。親世代にとっては懐かしのアイテムが、子供達へ引き継がれアレンジされ、また新しいものに変化してまた文化として残っていくってとても素晴らしいですね。