日本でクリロナの愛称で親しまれ、40歳となった今も現役を続け、生ける伝説となっています。そんなクリロナはリーグ戦30試合で25ゴールという結果を残していますが、若い頃はどうだったのでしょうか。
また、クリロナの息子がユースチームデビューしたことも話題になっていますね。
そこで今回は、クリロナの若い頃の活躍や息子のユースチームデビューについて紹介します。
クリロナが若い頃の活躍は?
クリロナはレアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッド、ユヴェントスといったビッククラブで数々のタイトルを獲得するなど輝かしいキャリアを築いてきました。
そんなクリロナですが、若い頃はどのような活躍をしていたのでしょうか。
それでは、クリロナの若い頃の活躍について詳しく振り返っていきましょう。
2002/2003シーズン
2002/2003シーズン、クリロナはポルトガルの名門・スポルティングCPでプロデビューを果たしました。2002年10月7日のモレインセ戦で初先発となったクリロナは、2ゴールを決めてクラブ史上最年少ゴールを記録します。
このシーズンは25試合3得点という結果を残し、才能の片鱗を見せつけました。
2003/2004シーズン
当時18歳だったクリロナは、2003年8月に行なわれたマンチェスター・ユナイテッドとの親善試合で秘められた才能の一端を見せつけると、名将のアレックス・ファーガソン監督の目に留まって移籍することになりました。
2003年8月10日にマンチェスター・ユナイテッドに移籍したクリロナの移籍金は、約1,224万ポンドという10代選手への最高額を記録します。そして、このシーズン、クリロナは29試合で4ゴールを記録しました。
2004/2005シーズン
10代のクリロナは今とは違って線が細く、サイドでドリブル突破を果敢に仕掛けるタイプの選手でした。しかし、シーズンを重ねる毎に出場機会と得点数を増やしていき、2004/2005シーズンはリーグ戦33試合で5ゴールを記録します。
2005/2006シーズン
2005/2006シーズンも先発と控え行き来するような立場ではありましたが、徐々にゴールという目に見える形の結果を残すようになってきました。
2005/2006シーズン、クリロナは33試合で9ゴールという活躍を見せています。この時期から純粋なサイドアタッカーからウィングストライカーのような選手に進化していきました。
2006/2007シーズン
21歳となったクリロナは才能を開花させ、リーグ戦34試合で17ゴール14アシストという記録を残し、マンチェスター・ユナイテッドのプレミアリーグ優勝に大きく貢献しました。
そして、史上2人目となるPFA年間最優秀選手賞とFWA年間最優秀選手賞を受賞し、バロンドールでは元ブラジル代表のカカ氏に次ぐ2位になります。
2007/2008シーズン
22歳になったクリロナは得点能力を開花させ、リーグ戦34試合で31ゴール、公式戦では42ゴールという驚異的な数字を残しました。また、マンチェスター・ユナイテッドを連覇に導いただけではなく、2年連続でPFA年間最優秀選手賞とFWA年間最優秀選手賞を獲得します。
また、UEFAチャンピオンズリーグでの活躍も凄まじく、8ゴールで得点王に輝き、マンチェスター・ユナイテッドを3度目の優勝に導いています。
そして、このシーズンはバロンドールとFIFA最優秀選手賞も受賞しました。
2008/2009シーズン
マンチェスター・ユナイテッドでのラストシーズンとなった2008/2009シーズン、クリロナはリーグ戦18ゴール5アシストという記録を残します。2007/2008シーズンほどのインパクトではありませんが、3年連続で2桁ゴールをするなど安定した成績を記録しました。
また、2008/2009シーズンはその年で最も美しいゴールに贈られるプスカシュ賞を受賞してます。
2009/2010シーズン
24歳となったクリロナは、念願だったレアル・マドリードに当時の史上最高額を上回る8,000万ポンドという金額で移籍をしました。
クリロナは怪我をして戦列を離れる時期もありましたが、公式戦39試合で34ゴール11アシストという結果を残します。
2010/2011シーズン
2010/2011シーズンからクリロナは背番号7を背負うようになり、センターフォワードから左ウィングにポジションを移します。クリロナはシーズン序盤からハイペースで得点を重ねていき、最終的には公式戦46試合で46ゴール17アシストという記録を残し、18年ぶりにコパ・デル・レイで優勝をしました。
そして、リーグ戦40ゴールという当時のシーズン最多得点記録を更新し、得点王にも輝きます。
2011/2012シーズン
26歳になったクリロナはリーグ通算92試合で100ゴールを達成するなど最速記録を更新し、昨シーズンを上回る46ゴールを決めました。しかし、2011/2012シーズンの得点王はリオネル・メッシ選手で、60ゴールという前人未到の記録を残します。
ただ、クリロナは公式戦50試合で57ゴール14アシストという結果を残し、リーグ戦で勝ち点100を記録してレアル・マドリードを優勝に導きました。
クリロナの息子がユースチームデビュー!代表は?
クリロナにはクリスティアーノ・ロナウド・ジュニアという15歳の息子がいます。クリロナの息子は父親と同じで整ったルックスをしており、恵まれた体格などをして世界中から注目を集めています。
そんなクリロナの息子は2023年10月21日にアル・ナスルのユースチームでデビューを飾ったことが大きな話題になりました。クリロナの息子も背番号7を背負っており、チームは6対0で大勝しています。
将来が嘱望されているクリロナの息子ですが、代表には招集されているのでしょうか。
U-15ポルトガル代表に招集
2025年5月13日に行なわれたU-15日本代表戦で、U-15ポルトガル代表のメンバーとして試合に出場しました。クリロナの息子が代表にU-15ポルトガル代表に招集されたのは初めてで、試合には後半13分頃から出場しています。
まとめ
今回はクリロナの若い頃の活躍や息子のユースチームデビューについて紹介しました。
クリロナは若い頃から活躍を続け、40歳となった今も世界でもトップクラスの実力を持っています。
また、クリロナの息子・ジュニア選手には世界中から注目が集まっており、今後の成長にも期待されているので、両選手のこれからの活躍に引き続き注目していきましょう。